以前、初代ウルトラマン(ウルトラQ)のタイトル演出を作ろうと頑張りました。
以前、youtubeでちらっとコメントを頂いていたので、今回はウルトラセブンをやってみます。
ウルトラセブンってタイトル演出2種類あって、一つは初代マンのようにマーブル模様がぐるぐるするやつと、色付けされた粉が散らばってるやつがある。
とりあえず、再現できそうなのは前者であるぐるぐるのやつなので、それに挑戦!
まずは原作↓こちらを参考にしました。
これを見る限り、初代マンとの違いは
1.渦が左右で上下にも離れている
2.どちらの渦は回転方向が同じ(どちらも右回転していく)
3.文字とマーブル模様の回転にズレがある(多分)
4.最後は文字はそのままに、背景のみ赤く染まる
こんな感じかな?
3の文字と模様の回転ずれだけど、多分実物はマーブル模様の上に洗濯ノリ的な透明で粘度のある液体を垂らしてから文字を載せてるかもしれない。
原作よくよく見てみると文字の回転が少し速く背景の流れを追い抜いている感じがする。
で、例によって渦エフェクトを使うわけですが今回は文字と背景を独立させて適用しました。
1.マーブル模様を配置
1-2.マーブル模様は左右と上下に離した渦を適用
※なるべく文字渦と同じ位置になるように
2.ウルトラとセブンで文字をわけて配置
2-2.ウルトラの「ウ」とセブンの「セブ」の間を中心とし、それぞれ渦を適用
3.画面全体に波紋エフェクトを少しかける(これは前回の初代マンもそうしてる)
4.赤背景をマーブル模様と文字の間に配置
4-2.透明度をMAX(見えない状態)
4-3.文字、マーブル模様の回転が終わったら、透明度をゼロに変化させる
これで、こんな感じにできました↓
最初は文字もウルトラセブンで一つにして、渦2つ適用していたんだけど、どうしても後から適用した渦に最初に配置した渦が吸われてしまうので、上下の位置もずれてしまう。
そこらへんが難しくて、文字を分割した次第です。
原作で当然一緒に回しているので、セの字が左渦からやってくるのですが、それ以外は右渦で収まっている感があったので、独立させても割と良さそうな見た目です。
波紋エフェクトはやんわりとかける事で、フォントのキレイすぎる直線を歪ませるために使用しています。
波紋をかけないと、回転中の文字がキレイすぎてまん丸に見えます。
歪みをいれてアナログ感のようなものを出したかったです。
回転終わりに向けて波紋も収束するように設定しました。